vin antiquité histoire étrusque

 

南フランスに所在するコートダジュール海岸(紺碧海岸、またフレンチリビエラとも呼ばれます)は、大まかにはマルセイユから東にイタリア国境までの風光明媚な地中海岸の一部の名称です。地中海はほぼ閉鎖された大陸間の海で、西ヨーロッパ、南ヨーロッパ、北アフリカとアジアの海岸に接しています。地中海の周りではギリシャとローマの古代文明が発展し大変に繁栄してきました。 西洋文明の発祥地です。

紀元前時代にPhocéeの人々(Phocéeはエーゲ海岸にある古代ギリシャの都市)は地中海のマルセイユを発見し、彼らがそこでフランスで最初の葡萄の木を紹介していることからフランスでの最初の葡萄畑はプロヴァンスに存在したと考えられています。ローマ人はそこに定住し葡萄文化を開拓していきます。それがプロヴァンスロゼワインの起源となっています。ローマ帝国が拡大発展するとともに葡萄畑とワインの文化も広がり、ローヌ渓谷、ボジョレー、ブルゴーニュ、ガスコニュ、ボルドーなどフランス中、またヨーロッパや世界に葡萄畑が開拓されていき、赤や白のワインが誕生していきます。

 

île saint honorat moine monastère sainte marguerite

 

プロヴァンスロゼワインと修道院
プロヴァンスの多くの修道院が、古代からの歴史と共に葡萄の文化に携わっています。5世紀から12世紀にかけてマルセイユのサンヴィクトール修道院Saint-Victor à Marseille、カンヌ沖のレラン島のサンホノラSaint-Honorat、ニースのサンポンSaint-Pons、ヴァールのトロネ修道院l’abbaye du Thoronetなどがワインを製造しています。
現在のフランスで最も有名なワイン製造社は主に修道院に由来しています。 このワイン文化の領域が、フランスの激しい時代を乗り越えてきた長い歴史の中で一度も途切れることなく伝統が続いているのは、修道院のおかげなのです。

フランスおよびEUヨーロッパワイン法では赤と白のワインを混ぜてロゼワインを製造することや、色付け、香料の添加等は禁止されています。(シャンパーニュ地方を除く)ロゼワインの葡萄はプロヴァンスの気候や石灰質などの地理環境に合う葡萄品種を配分し生産されています。ロゼワインの製造方法は古代の製造者によって作られた伝統製法が今もなお受け継がれています。
ロゼワインの美しい自然の色は葡萄の皮に由来しており、葡萄の皮と果汁が接触して醗酵される期間と温度に影響されています。

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