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プロヴァンスのロゼワインが作られる葡萄の木は一年を通し、この土地の地中海性気候の自然の摂理に沿って、春に芽吹き夏に葡萄を実らせ、秋に落葉し越冬を繰り返しています。生産者は毎年の葡萄の収穫を最大限にするため、一年を通し葡萄の栽培に最大の注意を払っています。プロヴァンスでは新しく植えた葡萄の苗が最終的に葡萄を収穫できるまでには4〜5年が必要です。

1月2月:葡萄の木の剪定

この期間は葡萄の木の剪定が行われます。剪定の際の切り落とす枝と残す枝の選択は、来季の葡萄の収穫量と品質を決定するため、栽培従事者においては最大の注意と知識と経験が必要とされます。この剪定により枝によっては収穫を少なくしますが品質は高くなります。逆もまた同様です。 

3月:土壌保全

地中海性気候のこの土地では、3月に入ると葡萄の枝からつるが徐々に目覚め始めます。この時期の新しいつるは若くてとても繊細なため、つる周りの障害になる枝や葉を除けて環境を整え、つるがより成長しやすいように見守ります。一方土壌には多くの空気を含ますために耕耘を始めます。

4月:つるの環境を整える

新しく芽吹いたつるや若枝を、葡萄畑に張ったワイヤーの列に結びます。これは葡萄の木を上空方向に成長させ、木々が左右前後で密着しないようにし、より木々間の換気の良い栽培環境を作るためです。つるがワイヤーに沿って成長を始めるとそこに新芽が現れ、若葉がついていきます。

5月:つるの保護

若く繊細なつるは、特にこの時期は病気を防ぐためによく土壌の耕耘が必要とまります。つるの健康維持のため、もっとも生産者が慎重に手入れをする期間です。土壌の耕耘や除草、また引き続き不要なつぼみを取り除くなど、葡萄の木の収量を制御して来季の収穫を制御します。

6月7月:開花と監視

地中海性気候のプロヴァンスでは気温が20℃前後になる5月から6月の初めに葡萄が実り始め、その後軽い香りを放ちながら房状に実っていきます。実り始めた葡萄を病気から保護するため栽培環境の整備を行います。葡萄の木の栄養成分が房に集中するように剪定も引き続き行われます。

8月9月:収穫

葡萄の成熟が満たされたら収穫の期間です。この時点での果実を分析することで、今季のロゼワインのおおまかな糖分、酸味、香りのバランスが測られ、その後はそれを基準に品種配合を行いテイストのベースとなる葡萄液をつくります。収穫後の葡萄は各生産所の醸造家の指示により醸造されます。

10月:ロゼワイン醸造

醸造家の監視もと、醸造された葡萄はタンクにて発酵を始めていきます。この時点で既に今季のロゼワインの風味やテイストなどの性格は決定付けられています。一方葡萄の木は、つるが落ちる前に、葉の色が緑からオレンジ、黄、赤に変わり落葉していき、枝は乾燥した茶色に変わります。

11月12月:木の休息

ロゼワインの醸造は続きます。その後は、各生産所の醸造家の判断とノウハウで次の工程に移ります。葡萄畑では冬の霜から葡萄の木を保護する準備をし越冬します。葡萄の木は今季の葡萄を実らせたあとは十分な休息が必要とされ、来春まで休眠に入ります。この時期は剪定はしません。

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